1面記事】 

アマゾン

「SOHOストア」開設

オフィス用品特化の通販サイト 

アマゾンジャパン(ジャスパー・チャン社長)は10月17日、同社が運営している通販サイト「アマゾン」に、自宅やSOHOなど小規模でビジネスを行っている顧客に向けた、ニーズの高いオフィス向けの商品や、オフィス用品に特化したプロモーションを提供する「SOHOストア」を新たにオープンした。
 同ストアでは、アマゾンの5千万種以上の商品の中から、オフィス機器やオフィス用品、PC、PC周辺機器、PCソフトウェアなどを中心に、個人事業や中小企業、ビジネスのスタートアップに必要なオフィス用品を約2万点取り揃えている。
 取扱商品の多くは同社が在庫を持つ商品となるため、原則として通常配送料は無料。「当日お急ぎ便」や「お急ぎ便」「お届け日時指定便」などの対象商品は、同社の利便性と迅速な配送サービスを利用できる。
 オフィスで需要の高い商品を中心に、まとめ買いで得するキャンペーンなども実施する。
 SOHOストアのメール会員「メルマガでお得情報Get」でメールアドレスを登録すると、ストアのキャンペーンや限定セット商品など、メール会員様限定の情報を受け取ることができるようになる。

  

里帰りプロジェクト(プリンタメーカー6社)

「環境動線」の構築めざす

プラ製品店頭回収事業に参加 

家庭用プリンタの使用済みインクカートリッジの共同回収活動「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を実施しているプリンタメーカー6社はこのほど、リサイクルにつながる「環境動線」の構築を目指して環境省が実施する実証事業「製品プラスチックなどの効率的な回収システムの構築および再資源化ビジネス支援」に参加した。
 「里帰りプロジェクト」を実施しているのは、ブラザー、キヤノン、デル、エプソン、日本HP、レックスマークの6社(英語表記順)。同実証事業への参加は、2月に行われた前年度の実証事業に引き続き、2回目となる。
 同実証事業では、日本環境設計(岩元美智彦社長)が事務局となり、「PLA‐PLUS(プラプラ)プロジェクト」という名称で、プラスチック製品の回収とリサイクルに関する社会実験を実施。
 これにより、消費者が不要となった製品をリサイクルなどにつなげる「環境動線」の構築を目指していく。
 2008年から「里帰りプロジェクト」を共同で実施しているプリンタメーカー6社は、同実証事業の趣旨に賛同し、「PLA‐PLUSプロジェクト」に参画する企業の店舗において、使用済みインクカートリッジを回収する。

  

2面記事】 

大塚商会、「ビジネスソリューションフェア」開く

IT活用をサポート

臨場感溢れるプレゼン 

大塚商会は恒例のIT総合展示会&セミナー「ビジネスソリューションフェア2013」を、9月中旬から11月中旬にかけて全国各都市15か所で展開中。大阪は10月9〜10日、ヒルトン大阪で開催した。
 『ITで経費を見直し、元気をおとどけ。』をテーマに、展示会場は「モビリティ」「セキュリティ」「Webサービス」などのゾーンで構成。
 「WindowsXPサポート終了 かけこみ寺」のコーナーでは、XPのサポート終了にともなって、セキュリティ更新プログラムなどアプリケーションもサポート対象外となる事態を想定。業務効率ダウンを引き起こさないようXPから「7」「8」への入れ替え事前調査からアフターサポートまで対応。
 「総合提案ステージ」では、大塚商会が提案するどこでもお仕事 どこでもオフィス≠、ステージと会場を無線LANでタブレットPCと結び、「最新クライアント」「ネットワーク」「サービス」を組み合わせて、これまでになかった臨場感あふれるプレゼンテーションで各ブースを紹介。
 「Windows最新PC・タブレット」のコーナーでは、昨年末の「8」の出現とともに新たに登場してきた、さまざまな形態のPCやタブレットの特性を説明。性能や操作感、消費電力の見直しなど来場者のニーズと状況に合わせた体感コーナーを実施。

  

リズマックス、画期的な自動書類検索器

「紙の情報」2秒で検索

業務効率化など 導入機運高まる 

リズマックス(埼玉県鶴ヶ島市、足立東洋社長)は、自動書類検索機器・原簿検索機「リズマックスセレクター」が病院・クリニックを始め、自動車教習所や調剤薬局、部品生産工場、人材派遣会社などで導入機運が高まっていることから、積極的に市場開拓に乗り出すことを明らかにした。
 「リズマックスセレクター」は、書類を探す時間と収納する時間を大幅に短縮できる画期的な自動書類検索機器・原簿検索機。業務の効率化と人件費削減に効果を発揮するので、さまざまな業種・業態の企業・学校から注目を集めている。
 書類・原簿のデジタル化が進む昨今であるが、その性質上、あるいは管理上どうしてもデジタル化できないアナログの紙の書類(各種カルテ・顧客管理台帳・版下・設計図面など)は、いまだに数多くある。顧客数が多くなればなるほど、その書類を探すのに大幅な時間がかかってしまっている。
 「リズマックスセレクター」では、フォルダーに1から9999までの管理番号をふり、必要なファイル・情報を抽出する時はコントローラーに取り出す管理番号を入力すると自動検索できる。カードラックから約2秒という短時間で対象のファイルだけが前方に約4a押し出される仕組みとなっている。

  

3面記事】 

「ブラザーワールドジャパン」盛大に

最新鋭機器一堂に集結

シェア拡大へ積極攻勢 

ブラザー販売(片山俊介社長)は10月9日、新製品の総合展示会「Brother World JAPAN 2013 for Business」を、東京のJPタワーホールで開催した。「その選択肢が、ビジネスを変える」をテーマに、「PRIVIO」や「ジャスティオ」の新製品を展示したほか、各種ビジネスソリューションを提案した。ディラーなど約1千人が来場した。
 多くの来場者から注目を集めたのが新製品体験ゾーン。インクジェットプリンタ「プリビオ」シリーズでは、A3両面プリントとA3両面同時スキャンを実現したフラッグシップ・モデル「MFC‐J6970CDW」が注目を集めた。
 忙しいオフィスを支えるプリントスピード(モノクロ毎分22枚、カラー毎分20枚)を始め、大容量2段給紙トレイ(最大500枚まで給紙可能)や、A3サイズまでの自動両面プリント・両面同時スキャンに対応、大容量インク採用などに非常に関心が高まった。
 「MFC‐J4910CDW」は、A3プリントと両面同時スキャンが魅力のスマート・モデルとして話題を集めた。自動両面プリントで用紙代の大幅削減と、大容量2段給紙トレイでA3も連続印刷を可能にした点を強くアピールした。