【1・2・3面記事】 

本紙恒例・第27回全国ディーラーアンケート

業界外商品が比重増す

増収減、前年と変わらず 

業界外商品の取扱い積極的に‐。本紙恒例「第27回全国ディーラーアンケート」の集計結果がまとまった。集計方法は全国のOAディーラー100社を無作為に抽出し、昨年11月中旬にアンケート用紙を発送したもので、39社から回答を得た(前回は40社)。各社の業績をみると、「増収」が11社(28%)、「減収」が17社(44%)、「変わらない」が5社(12%)となった。増収企業は前回の11社と同じ、減収企業は前年の18社から1社減った。例年多少なりとも増減収企業の数字は変動するものだが、前年とほとんど同じ数字と言うのはこのアンケートでは珍しいこと。増減収理由のトップも、それぞれ前年と同じ「業界外商品の取扱増」と「過当競争のため」になるなど、あまりにも似通った結果となった。

 

六甲商会・和田要会長、和田英剛社長に聞く

「顧客接点力」活かす

地域密着で信頼獲得へ

 
六甲商会(本社=神戸市)は2012年10月21日、リーダーが交代した。平成元年から24年間、混迷の時代の力強く歩み続けた和田要社長が会長に就き、新社長に和田英剛取締役が就任した。さらなる厳しさが予想される業界動向のなか、長年築いてきた対面販売による顧客接点力をどのように展開していくのか。両雄に展望を聞いた。