1面記事】 

キヤノンMJ、全国Bパートナー会開く

成長路線さらに加速

勝負の年、商談倍増へ 

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は1月25日、「2013年キヤノン全国ビジネスパートナー会」を開催した。新パートナー制度のもと双方向でコミュニケーションをとり、提案力を高め商談案件の倍増に挑む。2013年を「勝負の年」と位置づけ、成長路線を加速させる。「「グランドアスロン2012」表彰式では最高位にレイメイ藤井(福岡県)が3年連続で栄冠に輝いた。
 「2013年キヤノン全国ビジネスパートナー会」「キヤノングランドアスロン表彰式」は1月25日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれ、約280社・409名のパートナーが全国から参集した。
 冒頭、川崎正己社長は、「パートナーの皆様にはグランドアスロンで奮闘いただいた御陰で昨年はMFPが当初の目標を上回り、LBP、LFPも引き続いてナンバーワンを獲得、そしてCS(顧客満足)も向上することができた」と謝意を述べ、「ITサービスの世界ではビッグデータやクラウドなど新たな段階に入ったと言われている。市場環境は激動し、競争もますます厳しくなっており、最前線の現場では迅速な対応が求められる。このたびご賛同いただいた新パートナープログラムを通して、お客様との接点力を質・量ともに強化し、2012年の成果をもとにご一緒に活力を醸成し、今年は成長路線を加速させたい」と挨拶した。

  

大塚商会

プレゼン効率化へ

タブレット配信ソリューション開発 

大塚商会(大塚裕司社長)はこのほど、サイバーステーション(福永泰男社長)とスマートデバイス向けコンテンツ配信ソリューションで協業した。両社は2月6日から、「デジサインTabα(アルファ)/仮称」を提供し、プレゼンテーション効果の向上など、顧客先でタブレット端末を営業・企画提案活動で使う企業の生産性向上を図る。 
 「デジサインTabα(仮称)」は、紙芝居のようなスライドして商品を紹介する静止画コンテンツだけでなく、動画コンテンツもタブレット端末に効率よく配信し、顧客先で見せることが可能。
 だれでも使う必要なコンテンツはプッシュ型で配信、それ以外にも必要に応じて社内システムからプル型でコンテンツをダウンロードするといったタブレット端末活用、コンテンツ配信における大塚商会での社内活用ノウハウを取り入れており、中小企業から大企業まで幅広く利用できる。
 最近では、顧客先でのプレゼンテーションやサポートなどでタブレット端末を活用する企業が増えている。効果的な活用のためにはタブレット端末で使うコンテンツ(中身)が重要となる。しかし、利用していくうちにコンテンツ数が膨大になり、必要な情報を探しにくくなったり、古い情報を端末に残してしまったりといった検索性や利便性の点などに課題が発生しがちだった。 

 

2面記事】 

理想科学、「オルフィスEX」発表展示会

プリントワークの進化披露

基本性能と拡張性さらに高みへ 

理想科学工業は、1月17日に発売した高速カラープリンタ「オルフィス」の新シリーズ「ORPHIS EX」(オルフィス イーエックス)の発表展示会「RISO Extra Value Fair2013」を全国7都市で開催。製品本体の進化に加えて、様々な後加工を快適に行なえる新しいオプションを備え、拡張性の高いプリントワークの実演を披露した。
 発表展示会は1月17日・18日の東京(渋谷ヒカリエ)から始まり、大阪、名古屋、広島、福岡が終了。2月5日・6日は札幌(ロイトン札幌)、2月6日・7日は仙台(仙台国際センター)で開かれる。
 展示会場のメーンステージには、世界最速の毎分150枚(A4横送り)のプリント能力を誇る「ORPHIS EX 9050」が設置され、進化を遂げた基本性能の特長と、多彩な後加工を行うオプション機器を新たにラインアップしたことで、さまざまな場面でさらなる価値をもたらすプリントワークの実演が披露された。
 進化のポイントとして、「仕事を加速させる力」「仕事の要求にこたえる力」「仕事の可能性を広げる力」の3点が紹介された。
 新製品はプリント開始までのファーストプリントの時間を従来機より短縮、コピー機能も読み取りから出力までの一連の作業効率が向上し、フィニシャーの処理速度もあがった。

  

「PLUSスタイル」盛大に

「K・T・G」ワールド全開

ミーティングツールなど反響 

プラス(今泉公二社長)は、「2013PLUSカタログ」の発刊に合わせて、オフィス家具や文具・事務用品、ミーティングツールの新製品を含む主力製品を紹介する展示会『PLUS STYLE 2013』を1月21日から25日の5日間、ショールーム『+PLUS(プラス・プラス)』と『ClubHouse会議室赤坂』(いずれも東京・赤坂)の2会場で開催した。
 この展示会は、企業ユーザーをはじめ取引先を対象に、プラスが投入する数多くの製品を実際に「見て」「触って」体感できる催しとして毎年この時期に開催しているもの。
 今年はプラスファニチャーカンパニーが取り組む「高品質(K)・低価格(T)・グッドデザイン(G)」戦略に基づく家具新製品をはじめ、文具やオフィス機器を展示・実演。
 ショールーム『+PLUS』会場では、プラスの「K・T・G」コンセプトを具現化した空間が展開。アルミと木の組み合わせで柔軟にワークシーンを支えるオフィス用デスクシリーズ「XF TYPE L(エクセフ タイプ エル)」をはじめ、女性ワーカーに最適なコンパクト&カラフルチェア「Presea(プリセア)」、美しいフォルムを持つスタッキング対応ミーティングチェア「Elarte(エラーテ)」など新製品を含む19のカテゴリーを一堂に披露。

  

リコージャパン

「販売の基礎体力」強化

「7×3」領域で深耕・開拓 

リコージャパンは1月24日、業界紙記者との賀詞交換会を開催し、昨年の振り返りと今年の展望を示した。基盤のドキュメント事業をはじめとする『7×3の領域』での取り組みで成果をおさめ、今後もさらに展開。『販売の基礎体力』を強化し、顧客の深耕と新規開拓に邁進する。 
 佐藤邦彦社長は、同社のビジネスコンセプト『CCS』(顧客と、その先の顧客にまで届く価値創出)と国内のグループ販売体制を説明、「当社では基盤事業(ドキュメント)をはじめ7つの事業(ITインフラ、SI/ソフト、通信コミュニケーション、イメージング、オフィスインフラ、NetRICOH)に取り組んでおり、本日はそれぞれの責任者が同席している」と各担当を紹介した(宮本裕嗣MFP・プリンター事業センター長、NetRICOH事業本部長・三好恒雅執行役員、PP(プロダクションプリンティング)事業本部長・宮下佳之執行役員、ICT事業本部長・窪田大介専務執行役員、販売戦略本部長・今井敏弘執行役員、NW事業本部長・小菅隆司執行役員、岡島秀典通信コミュニケーション事業本部長、リコー・金子豊コーポレートコミュニケーションセンター長)。
 7つの分野に3つの軸(ハード機器の物販、ランニングビジネス、アウトソース・コンサル等の役務サービス)を掛け合わせた、『7×3の領域』で同社は事業の拡大を目指して取り組んでいる。